やっかいな羞恥心
羞恥心と焦らしがテーマです。
まず、羞恥心から。
着衣のままでも、横ざまに少し捻って腰掛けたスカートからすらりと伸びた脚にじっと視線を這わすだけで、膝を摺り寄せたり、意味もなく
膝上のハンドバッグの位置を変えたり…。
あるいは、脱衣の過程で、思わず胸を愛おしむように両腕で包み込んだり…
いずれも、男心を擽る恥じらいの仕草です。
これがなければ、SMの楽しみ半減です
いきなり、さっさとブラジャーからパンティまで脱ぎ捨てて、
「さ、縛るも責めるもご勝手に…」では、夢も憧れの気持ちも吹っ飛んでしまいます。
見せたくない、見られたくない、見せてはならない、
全身を、隈無く舐めるような視線で愛撫し、視姦し抜いた果てに、
羞恥のあまりほんのり汗ばんだ肌にいよいよ指を触れていく…、そうした前戯はSMには不可欠です。
けれども、この大切な羞恥心、実は大変面倒です。というのは、こればかりは男性の側でコントロールできないからです。
「恥ずかしがってみろ!」と命令して、恥ずかしい振りをされても、それこそ、正に興ざめ。
女性の心の底から、身体の芯から、自発的に滲み出てくる羞恥心でなければ意味がありません。
羞恥心は、外から強制ができないだけに、難しいのです。
そうした羞恥心の持ち主が、最近、特に若い世代に少なくなってきたように思います。
羞恥心が強すぎても
また逆に羞恥心が強すぎても困ります。
先回書いたような意味でのいわゆる「ノーマル」なセックスの先に進むのが非常に難しくなるからです。
そして、強すぎる羞恥心は、経験上、過剰な清潔好みと関係が強いようです。
例えば、ノーマルなクンニをしようとしても、「そんなとこ、汚いから…」などと言って、
頑なに口唇の接触を拒む…といった例です。
そういう女性は、もちろんフェラを拒否します。「そんな不潔な所を口に含むなんて…」といった具合です。
言葉責めについて
基本は「言葉責め」です。
しかも先回書いたように、他人との比較や他人の評価を気にするという女性の習性を逆手に取るのです。
さらに、「こんなことでは、私はこの人に嫌われるかもしれない…」という不安感を掻き立てるのも、場合によっては効果的です。
ともかく「言葉責め」は、何の器具も使わないので、女性としては、SMをやられていると気が付きません。
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